- Q:そもそもフコイダン(フコダイン)って何ですか?
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A:モズクやメカブ、コンブなどの海藻類に含まれる「ヌルヌル」成分です。このヌルヌルは、海藻類を乾燥や摩擦からまもるはたらきをします。
ちょっとむずかしくいうと、「硫酸化フコース」を主とした多糖類で、フコースという糖がたくさん集まってできています。 - Q:もずくや海藻をたくさん食べればフコイダンはとれますか?
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A:じつは、モズク1キログラムに含まれるフコイダンは、たったの1グラム。
スーパーで売られているモズク1パックを10パック以上食べたとしても、それによって取れるフコイダンはたったのティースプーン1/5しかないのです。
しかも、それだけ大量のモズクを食べると塩分の取りすぎが心配ですし、現実的に不可能です。 - Q:フコイダンにはどんな種類があるの?
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「フコイダン」は海藻の種類によって含まれる成分やその量が異なります。
コンブから採れるフコイダン
メカブから採れるフコイダン
そして、モズクからとれるフコイダンがあります。
モズクには特に「硫酸化フコース」「フコース」が多く含まれているといわれています。
- Q:フコイダンを飲んでも副作用はない?
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A:食品ですので薬のような副作用はありません。
もともと、フコイダンは海藻類に含まれる天然の食物成分です。
化学的につくられた薬とちがい、天然のモズクを食べているのと同じです。
ただし、「フコイダン」は食物繊維の一種ですから、たくさん飲みすぎた場合は、便がやわらかいことがあります。
それも、はじめのうちだけでしばらく飲み続けていると、落ち着いてきます。
それでも落ち着かない場合は、量を少なくし調節してください。
もしくは、冷やしたフコイダンではなく、常温くらいにあたためたフコイダンをお飲みください。 - Q:フコイダンは、どうして薬にならないのでしょうか?
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「そんなにいいものならなぜ薬にないのですか?」
これも、たくさんのお客様からいただくご意見です。
日本では、あるものが薬として厚生労働省で認可されるためには、たくさんの時間と莫大な費用がかかります。
臨床(どんな人がどんな量をのんだら、どうなった)だけではなく、基礎研究でどういう作用があるのか、きちんと調べる必要もあります。多くの臨床データも数字として、積み重ねていかなければなりません。
しかし、こうしている間にも時間がないという方はたくさんいらっしゃいます。医薬品として認可を待つよりも、すこしでも早くフコイダンが役に立つのかということを考えると、健康食品という形で飲んでもらうのがいまの段階では最善だと思います。今後、ますますフコイダンの研究が進むことはまちがいないでしょう。 - Q:フコイダンを飲んだら、すぐに効果はありますか?
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フコイダンはあくまでも食品です。
ですので、薬のような即効性(のんだらすぐ効果がある)を期待するのは間違っています。
(たとえば、頭痛がするので薬を飲んんだら痛みがすぐにおさまる、というものです。)
食品なので、飲む時期や量などきまりはありませんが、健康食品で「これは」というものが見つかったら、少なくとも3ヶ月はお続けいただけたらと思います。
※フコンダインは、正式にはフコイダンといいますが、よく間違われる方が多い
ため、フコンダイン、フコイジン、フコダインなどでも表示できるようにしています。